サビアンシンボルは12サイン×30度=360個あります。ここでは1日1度動く太陽の度数でサビアンシンボルの詩文をとりあげます。
魚座は12サイン最後のサインです。牡羊座から始まり様々な経験を経て、いよいよ最後のサインへはいります。
魚座 第2グループ 6度~10度
魚座らしい感受性を鍛え、育むグループです。魚座は水の柔軟サインです。目に見えない世界、精神世界、スピリチュアリティ、共感力などをここで鍛え、育みます。外側の世界(実社会、現実)と内側の世界(心、魂)の価値の逆転がおこります。言い換えると、外見より中身が大切みたいな感じです。
魚座8度 ラッパを吹く少女
どのサインも8度は落差や対立を乗り越えます。魚座6度は国が、魚座7度は宗教的な意義が意味を与えていました。この魚座の8度では少女がラッパを吹くことで自らを奮い立たせて他の多くの人々を巻き込んでいきます。
12サインの最後の魚座は水の柔軟サイン、水は結合すると離れない性質を持っています。ハサミできってもきれないみたいな感じです。私達は個々にバラバラなように見えて、実は集合意識としてつながっています。少女のラッパが個々の人々の魂、意識に働きかけていくのです。
☆誕生日が2月26日、2月27日、2月28日(年により変動)
【サビアン占星術の歴史】
サビアン占星術とは、1920年代のアメリカで占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズと女性詩人でチャネラーのエリス・ウィラーによって生み出されました。その後、フランス出身のディーン・ルディアとの共同研究によって発展していきました。1980年代に直居あきら氏がサビアン占星術を日本にもちこみます。松村潔氏がサビアン占星術に興味を持ち更に独自の見解で洗練されたものに発展させています。この両氏が日本においてのパイオアニアです。私は2008年4月~2009年3月まで東京吉祥寺のカイロンで松村潔氏から直接学びました。なので、松村氏の流れをくんでいます。