サビアンシンボルは12サイン×30度=360個あります。ここでは1日1度動く太陽の度数でサビアンシンボルの詩文をとりあげます。
水瓶座の第2グループ6度~10度
どのサインも第2グループはそのサインらしい感受性や知性を育てていきます。水瓶座は形や空間にしばられないサインです。山羊座では会社、組織、集団の中にどっぷりつかっていましたが、そこから離れて一個の人間として自分が他の人々とどうつながっていくかに意識が向かいます。住み慣れた地域、国から移動する人もいるでしょう。
水瓶座10度 一時的だと証明される人気
どのサインも10度は第2グループの最後の度数です。水瓶座の第2グループは自分自身のバッグラウンド(国籍、性別、血筋など)をあたかも無いかのようにふるまう傾向があります。どこにも属さない人間のていで振るまいます。現代なら生身の人間のように仮想空間で買い物をしたり、住人同士がおしゃべりをしたり、会議をしたりという感じです。
肉体を持った自分とはかけ離れた役割を演じ続けるには無理があります。いつかは演じることに飽きて、疲れてしまうでしょう。
☆誕生日が1月29日、1月30日、1月31日(年により変動)
【サビアン占星術の歴史】
サビアン占星術とは、1920年代のアメリカで占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズと女性詩人でチャネラーのエリス・ウィラーによって生み出されました。その後、フランス出身のディーン・ルディアとの共同研究によって発展していきました。1980年代に直居あきら氏がサビアン占星術を日本にもちこみます。松村潔氏がサビアン占星術に興味を持ち更に独自の見解で洗練されたものに発展させています。この両氏が日本においてのパイオアニアです。私は2008年4月~2009年3月まで東京吉祥寺のカイロンで松村潔氏から直接学びました。なので、松村氏の流れをくんでいます。
【サビアン占星術とは】
西洋占星術では12星座でひとつの星座は30度×12サイン=360度です。サビアンシンボルは360度の1度、1度に詩文があります。このシンボルを日本語に訳すると象徴。アカシックレコード(宇宙の図書館)を表わしているともいわれています。一見意味不明の詩文ですが、よくかみくだいて読むとその奥の深さが分かってきます。といっても私はまだまだ分からない、分かった気がするだけのシンボルもあるかもしれません。それぞれの人が自分なりに深め研究していくことでその有用性が発揮されると思っています。