サビアンシンボルは12サイン×30度=360個あります。ここでは1日1度動く太陽の度数でサビアンシンボルの詩文をとりあげます。
水瓶座 第6グループ 26度~30度 「風のなかの水」
どのサインも第6グループは次のサインへ移る準備をしていきます。水瓶座は次のサイン魚座へ移る準備します。風から水へ飛び込んでいきます。風は理性、知性を、水は感情、感性を表します。
水瓶座は山羊座の土のサイン「今、ここ」の縛りから解放され、時間、空間を超えて広がる世界を手に入れました。次のサイン魚座は時間、空間を超え意識の世界です。
水瓶座28度 倒されのこぎりで切られた木
どのサインも28度は次のサインへ行くための足がかりをつくります。水瓶座は地域性に染まらない、どこに行っても通用するための普遍性を目指してきました。風のサインなので理性や知性によって心の動きまでもコントロールしてしまおうとするのが水瓶座です。しかし、水のサインの魚座は感情、感性の世界を表わすサインです。風の性質と水の性質のギャップがあります。
木が成長するためには肥沃な土壌が必要ですが、ある程度育ってくると土壌から切り離なされます。このシンボルは育ってきた土壌から独立する様子を描いています。
木を人に置き換えて考えると、グループや仲間から独立して、ひとりきりになることで自分の目指すゴールへむかうことが出来るのです。
☆誕生日が2月16日、2月17日、2月18日(年により変動)
【サビアン占星術の歴史】
サビアン占星術とは、1920年代のアメリカで占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズと女性詩人でチャネラーのエリス・ウィラーによって生み出されました。その後、フランス出身のディーン・ルディアとの共同研究によって発展していきました。1980年代に直居あきら氏がサビアン占星術を日本にもちこみます。松村潔氏がサビアン占星術に興味を持ち更に独自の見解で洗練されたものに発展させています。この両氏が日本においてのパイオアニアです。私は2008年4月~2009年3月まで東京吉祥寺のカイロンで松村潔氏から直接学びました。なので、松村氏の流れをくんでいます。