星ぼん倶楽部
Since 2000 アクアローズ
毎日サビアン占星術365日

山羊座17度【密かに裸で入浴する少女】

2022年12月22日の冬至から毎日、1日1度動く太陽星座のサビアンシンボルについて書いています。西洋占星術では春分の日がスタートなので、牡羊座1度から始めるのが一番良いのですが、このHP「星ぼん俱楽部」に合わせて冬至(山羊座1度)からの発信です。

今のところ私が学んできたサビアン占星術のアウトプットする場としての位置づけです。出来るだけサビアン占星術になじみのない方にも分かりやすいように表現したいと考えていますが、そのうち洗練された平易な文章が書ければ良いなぁと思っています。最後までお読みいただければ嬉しいです。

サビアンシンボルは連続したストーリです。
なので初めての方は山羊座1度から読むことをおすすめします。

山羊座17度 密かに裸で入浴する少女

どのサインも16度で1度~15度までの考え方、価値観がガラッと崩れて、この17度では先が見通せるようになってきます。タロットカードの16番「塔」でガラガラくずれた瓦礫の向こうに17番「星」が見えます。

もし、古い価値観(塔)にとらわれていたら、新しい世界(星)は見えなかったでしょう。

住み慣れた世界はよく馴染んでいて居心地がいいですが、その中だけに生きるとなると停滞してしまいます。「塔」が崩れることは、始めは痛みがともないますが、その分新しいモノを見つけるので結果としては新陳代謝が起こり、活力がわいてきます。

山羊座16度でビジネス、仕事の象徴である山羊座に反対側の家族を思いの蟹座が侵入してきます。山羊座も蟹座もともに集団をあらわしますが、山羊座は社会的な立場、蟹座は家庭というように公の場とプライベートの関係です。山羊座16度の体操着を着ていた少年少女が、17度では裸になり入浴します。蟹座の家族や仲間内だけの親密さが、この17度に表れています。

実社会では会社の温泉社員旅行に行って、温泉に入ってリラックスして、語り合うイメージです。会社内では言いにくいことも宴会で酒を飲み、温泉にはいって和気あいあいとした中ででてくる発想、アイディアがあるかもしれませんね。

 

【サビアン占星術の歴史】
サビアン占星術とは、1920年代のアメリカで占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズと女性詩人でチャネラーのエリス・ウィラーによって生み出されました。その後、フランス出身のディーン・ルディアとの共同研究によって発展していきました。1980年代に直居あきら氏がサビアン占星術を日本にもちこみます。松村潔氏がサビアン占星術に興味を持ち更に独自の見解で洗練されたものに発展させています。この両氏が日本においてのパイオアニアです。私は2008年4月~2009年3月まで東京吉祥寺のカイロンで松村潔氏から直接学びました。なので、松村氏の流れをくんでいます。

【サビアン占星術とは】
西洋占星術では12星座でひとつの星座は30度×12サイン=360度です。サビアンシンボルは360度の1度、1度に詩文があります。このシンボルを日本語に訳すると象徴。アカシックレコード(宇宙の図書館)を表わしているともいわれています。一見意味不明の詩文ですが、よくかみくだいて読むとその奥の深さが分かってきます。といっても私はまだまだ分からない、分かった気がするだけのシンボルもあるかもしれません。それぞれの人が自分なりに深め研究していくことでその有用性が発揮されると思っています。

ABOUT ME
クレア
星ぼん倶楽部主催のクレアです。沖縄県那覇市在住。