サビアンシンボルは12サイン×30度=360個あります。ここでは1日1度動く太陽の度数でサビアンシンボルの詩文をとりあげます。
魚座は12サイン最後のサインです。牡羊座から始まり様々な経験を経て、いよいよ最後のサインへはいります。
魚座 第2グループ 6度~10度
魚座らしい感受性を鍛え、育むグループです。魚座は水の柔軟サインです。目に見えない世界、精神世界、スピリチュアリティ、共感力などをここで鍛え、育みます。外側の世界(実社会、現実)と内側の世界(心、魂)の価値の逆転がおこります。言い換えると、外見より中身が大切みたいな感じです。
魚座9度 騎手
どのサインも9度はそのサインの考え、思想が表れます。また、数秘術的には十進法の1~9までの最後の数字なので統合、まとめの意味になります。
魚座の1度~8度のまとめとして9度の騎手は(目に見えない精神的な)目的に向かってまっしぐらに進みます。精神的な、思想的な価値のためには命を犠牲にしても良いというふうにみえます。お国のために戦う軍人ということも言えます。
去った、2月24日はロシアのウクライナの侵攻から一年。72時間で終結するだろうといわれたこの戦い、当初、これほど長引くとは誰も予想しませんでした。「ウクライナ人々の国を守る」という意志があるからだと言われています。
サビアンシンボルと現実世界がリンクしているなぁと思いながら、この記事を書いています。
☆誕生日が2月27日、2月28日、2月29日(年により変動)
【サビアン占星術の歴史】
サビアン占星術とは、1920年代のアメリカで占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズと女性詩人でチャネラーのエリス・ウィラーによって生み出されました。その後、フランス出身のディーン・ルディアとの共同研究によって発展していきました。1980年代に直居あきら氏がサビアン占星術を日本にもちこみます。松村潔氏がサビアン占星術に興味を持ち更に独自の見解で洗練されたものに発展させています。この両氏が日本においてのパイオアニアです。私は2008年4月~2009年3月まで東京吉祥寺のカイロンで松村潔氏から直接学びました。なので、松村氏の流れをくんでいます。