サビアンシンボルは12サイン×30度=360個あります。ここでは1日1度動く太陽の度数でサビアンシンボルの詩文をとりあげます。
水瓶座 第5グループ 21度~25度
サインの5番目のグループは最もパワフルです。第4グループの16度~20度で反対側の獅子座の影響を受け入れ、個に沈みこまない水瓶座をつくりあげてきました。その力を発揮していくのがこの第5グループです。水瓶座は国や地域の特性を超えて普遍性を好むサインです。どこに行っても通用することが大切なのです。
水瓶座21度 絶望し幻滅した女
どのサインも11度と21度は勢いがあります。11度と21度の違いがあります。11度は知らないからこそ出来てしまうこと。例えば、年を重ねると経験上、それは無理だろうと思うことも若い時には軽々とやってのけることがあります。21度は様々な経験をした上で未知のものに飛び込んでいく強さがあります。
水瓶座は目先のことや日常的なことには振り回されず、普遍的なものを好むサインです。この21度の女性はもっと大きなものへ目を向け、貢献したいと願っているのに、肉体を持っているがゆえに日常の細々としたことにエネルギーを費やさないといけないことへの絶望、幻滅をあらわしているようです。
どのサインも21度はやり過ぎる傾向にあります。水瓶座は肉体をもっていることを忘れて、価値があると考えているものにエネルギーを注いでいきます。その結果、体を壊してしまう人もいるでしょう。
☆誕生日が2月9日、2月10日、2月11日(年により変動)
【サビアン占星術の歴史】
サビアン占星術とは、1920年代のアメリカで占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズと女性詩人でチャネラーのエリス・ウィラーによって生み出されました。その後、フランス出身のディーン・ルディアとの共同研究によって発展していきました。1980年代に直居あきら氏がサビアン占星術を日本にもちこみます。松村潔氏がサビアン占星術に興味を持ち更に独自の見解で洗練されたものに発展させています。この両氏が日本においてのパイオアニアです。私は2008年4月~2009年3月まで東京吉祥寺のカイロンで松村潔氏から直接学びました。なので、松村氏の流れをくんでいます。