サビアンシンボルは12サイン×30度=360個あります。ここでは1日1度動く太陽の度数でサビアンシンボルの詩文をとりあげます。
水瓶座 第5グループ 21度~25度
サインの5番目のグループは最もパワフルです。第4グループの16度~20度で反対側の獅子座の影響を受け入れ、個に沈みこまない水瓶座をつくりあげてきました。その力を発揮していくのがこの第5グループです。水瓶座は国や地域の特性を超えて普遍性を好むサインです。どこに行っても通用することが大切なのです。
水瓶座24度 情熱に背を向けて自分の経験により教えている男
どのサインも24度は限界を超え、突き抜けていこうとします。他人から見ると異常なくらいのエネルギーですが、この度数を持つ人にとっては生まれたときに埋め込まれている性質なので、本人にとっては普通のことなのです。
水瓶座は風の固定宮のサインです。風は知性の象徴で、感情や情熱に動かされるのは良くないと考えます。すべてのことを理性にもとづいてコントロールしたいというのが水瓶座です。
この24度では情熱に巻き込まれず、自らの経験をもとに教えていきます。自分に出来て、他人にできないのはなぜか、相手がわかるように教えていこうと分析、研究します。また、それぞれの個性、個人差を熟知して、理解できるように教えていくのに長けていきます。
☆誕生日が2月12日、2月13日、2月14日(年により変動)
【サビアン占星術の歴史】
サビアン占星術とは、1920年代のアメリカで占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズと女性詩人でチャネラーのエリス・ウィラーによって生み出されました。その後、フランス出身のディーン・ルディアとの共同研究によって発展していきました。1980年代に直居あきら氏がサビアン占星術を日本にもちこみます。松村潔氏がサビアン占星術に興味を持ち更に独自の見解で洗練されたものに発展させています。この両氏が日本においてのパイオアニアです。私は2008年4月~2009年3月まで東京吉祥寺のカイロンで松村潔氏から直接学びました。なので、松村氏の流れをくんでいます。