星ぼん倶楽部
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毎日サビアン占星術365日

山羊座16度【体操着の少年少女】

2022年12月22日の冬至から毎日、1日1度動く太陽星座のサビアンシンボルについて書いています。西洋占星術では春分の日がスタートなので、牡羊座1度から始めるのが一番良いのですが、このHP「星ぼん俱楽部」に合わせて冬至(山羊座1度)からの発信です。

今のところ私が学んできたサビアン占星術のアウトプットする場としての位置づけです。出来るだけサビアン占星術になじみのない方にも分かりやすいように表現したいと考えていますが、そのうち洗練された平易な文章が書ければ良いなぁと思っています。最後までお読みいただければ嬉しいです。

サビアンシンボルは連続したストーリです。
なので初めての方は山羊座1度から読むことをおすすめします。

山羊座16度 体操着の少年少女

どのサインも16度は30度の真ん中で、卵を半分にパックリ割って中身がとびだしていくのをイメージするとわかりやすいかもしれません。一見、割れるとか崩れるのは良くない感じがしますが、卵も殻をやぶらないと中身を食べることができません。

タロットカードの16番「塔」はイナズマによって崩れる塔が描かれています。このカードがでると皆な一様にギョッとします。しかし、別の見方をすれば塔に閉じ込められていた人が外に飛び出すきっかけともなります。

私自身、このHPを作るときに出来るところまで自力でやってみようと試みました。欲がでてきてもう少し見栄えをよくしたいと思いフリーランスの男性に依頼しました。その時に引いたカードが16番「塔」です。すでに相談をしたりしていたのと、年の瀬でどうにか年内に仕上げたいと考えていた時です。通常ならその人を選ばなかったでしょう。しかし、その同じ時期に別のことを占っても16番「塔」が何度も何度も繰り返しでてきました。

「あっ、これは今までの私のやり方を変えるきっかけになる」「大変そう!やばいかも!」と思いました。

HPの打ち合わせが始まり、もうそろそろ完成かなぁというところまできて、修正しないといけないことが出てきました。細かい点は省きますが、何度も16番「塔」のカードが脳裏に浮かびました。そのたびに「塔」が崩れたその先には17番の「星」が見える!(次の17度で詳しく説明します)

多分、今日がそのフリーランスの男性とのやり取りの最後になるでしょう。つまり、ひとまず形だけは完成。あとは私自身が記事を投稿して育てていきます。

前置きが長くなりました。山羊座16度では大人のサイン山羊座らしからぬ体操着の少年少女が描かれています。15度の子供が成長して少年少女になり、体操着という動きやすい服を身に着けています。

山羊座の初期はインディアンの酋長から始まり、戦闘モード全開でした。隣村とのバトルを経てリーダーとしての統率力や人心掌握術を学びます。𠮟咤激励だけで人はついてこない、じゃ、もっと楽しく(仕事を)やろうじゃないかとおもちゃ遊びをし、体操着に着替えて柔軟に動けるようにします。ここでのポイントはひとりじゃなくて集団です。山羊座と反対側の蟹座は集団を表わすサインです。集団社会のなかでどう立ちふるまうか?

【サビアン占星術の歴史】
サビアン占星術とは、1920年代のアメリカで占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズと女性詩人でチャネラーのエリス・ウィラーによって生み出されました。その後、フランス出身のディーン・ルディアとの共同研究によって発展していきました。1980年代に直居あきら氏がサビアン占星術を日本にもちこみます。松村潔氏がサビアン占星術に興味を持ち更に独自の見解で洗練されたものに発展させています。この両氏が日本においてのパイオアニアです。私は2008年4月~2009年3月まで東京吉祥寺のカイロンで松村潔氏から直接学びました。なので、松村氏の流れをくんでいます。

【サビアン占星術とは】
西洋占星術では12星座でひとつの星座は30度×12サイン=360度です。サビアンシンボルは360度の1度、1度に詩文があります。このシンボルを日本語に訳すると象徴。アカシックレコード(宇宙の図書館)を表わしているともいわれています。一見意味不明の詩文ですが、よくかみくだいて読むとその奥の深さが分かってきます。といっても私はまだまだ分からない、分かった気がするだけのシンボルもあるかもしれません。それぞれの人が自分なりに深め研究していくことでその有用性が発揮されると思っています。

ABOUT ME
クレア
星ぼん倶楽部主催のクレアです。沖縄県那覇市在住。