サビアンシンボルは12サイン×30度=360個あります。ここでは1日1度動く太陽の度数でサビアンシンボルの詩文をとりあげます。
魚座は12サイン最後のサインです。牡羊座から始まり様々な経験を経て、いよいよ最後のサインへはいります。
魚座 第5グループ 21度~25度
どのサインでも第5グループはそのサインのピークです。完成されたサインらしさが表れています。最後の星座の魚座は集大成です。魚座は水の柔軟宮なので12サイン中、最もフワフワとしてとらえどころがないサインです。様々な経験を経て、自分のなかに取りこみ新しい生き方への流れをつけます。
魚座23度 精神主義的な現象
どのサインも21度でジャンプ、22度で着地、23度でその両方の21度と22度を行き来することができる度数です。
魚座21度で水の柔軟宮らしく、徹底してとらえどころがなく自我のなさ、他人から見ると頼りなさを体現しました。22度では自我のないところへ天啓を受け取り、野に下っていく賢者。23度では精神と現実が一致させていきます。
心の中にあるイメージを現実化させていくでしょう。
☆誕生日が3月12日、3月13日、3月14日(年により変動)
【サビアン占星術の歴史】
サビアン占星術とは、1920年代のアメリカで占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズと女性詩人でチャネラーのエリス・ウィラーによって生み出されました。その後、フランス出身のディーン・ルディアとの共同研究によって発展していきました。1980年代に直居あきら氏がサビアン占星術を日本にもちこみます。松村潔氏がサビアン占星術に興味を持ち更に独自の見解で洗練されたものに発展させています。この両氏が日本においてのパイオアニアです。私は2008年4月~2009年3月まで東京吉祥寺のカイロンで松村潔氏から直接学びました。なので、松村氏の流れをくんでいます。