サビアンシンボルは12サイン×30度=360個あります。ここでは1日1度動く太陽の度数でサビアンシンボルの詩文をとりあげます。
魚座は12サイン最後のサインです。牡羊座から始まり様々な経験を経て、いよいよ最後のサインへはいります。
魚座 第6グループ 26度~30度
魚座は12星座の最後のサインです。その最後の最終グループ26度~30度では次の段階の牡羊座への準備を始めます。終わりと始まりの5度です。
12サインは平面上をぐるぐる回るのではなく、らせん状になっています。
水の柔軟宮の魚座から火の活動宮の牡羊座への移行はかなりのインパクトです。
海からロケットを発射するような爆発力と考えてよいでしょう。
魚座30度 巨大な石の顔
これまでの12サインの最終段階の到達点です。そして、魚座の終わりと牡羊座の始まりの境界にある魚座30度は大きな切り替わり点でもあります。
巨大な石の顔は人が営々と積み上げてきたものの結晶化していくさまをあらわしています。この度数を持つ人の本質、魂の質が刻まれているので、自分の本性にあった生き方をしようとします。
☆誕生日が3月19日、3月20日、3月21日(年により変動)
【サビアン占星術の歴史】
サビアン占星術とは、1920年代のアメリカで占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズと女性詩人でチャネラーのエリス・ウィラーによって生み出されました。その後、フランス出身のディーン・ルディアとの共同研究によって発展していきました。1980年代に直居あきら氏がサビアン占星術を日本にもちこみます。松村潔氏がサビアン占星術に興味を持ち更に独自の見解で洗練されたものに発展させています。この両氏が日本においてのパイオアニアです。私は2008年4月~2009年3月まで東京吉祥寺のカイロンで松村潔氏から直接学びました。なので、松村氏の流れをくんでいます。