2022年12月22日の冬至から毎日、1日1度動く太陽星座のサビアンシンボルについて書いています。西洋占星術では春分の日がスタートなので、牡羊座1度から始めるのが一番良いのですが、このHP「星ぼん俱楽部」に合わせて冬至(山羊座1度)からの発信です。
今のところ私が学んできたサビアン占星術のアウトプットする場としての位置づけです。出来るだけサビアン占星術になじみのない方にも分かりやすいように表現したいと考えていますが、そのうち洗練された平易な文章が書ければ良いなぁと思っています。最後までお読みいただければ嬉しいです。
サビアンシンボルは連続したストーリです。
なので初めての方は山羊座1度から読むことをおすすめします。
山羊座10度 手から餌をもらうアホウドリ
どのサインも10度は外に対してアピールする、プレゼンするなどの発信力を表わしています。その前の1から9までの経験をもとに完成させていきます。10番目のサイン山羊座と考えると、社会に対して積極的に働きかけていく性質を表わしています。
山羊座10度ではアホウドリと人間のシンボルが描かれています。アホウドリからの視点で見ると人間は種の違う生命体です。自分と違うものは未知のモノ、得体のしれないモノには恐怖心が伴います。しかし、ここでは人間の手から餌をもらっているアホウドリということは、恐怖心をわきにやって思い切って餌を食べにやってきているわけです。
実生活に置き換えると、住み慣れた環境を離れて別の場所へ移動する場面が浮かんできます。外に飛び出して、未知の可能性にかけてみる、自分の可能性を広げていこうとします。
【サビアン占星術の歴史】
サビアン占星術とは、1920年代のアメリカで占星術研究家マーク・エドモンド・ジョーンズと女性詩人でチャネラーのエリス・ウィラーによって生み出されました。その後、フランス出身のディーン・ルディアとの共同研究によって発展していきました。1980年代に直居あきら氏がサビアン占星術を日本にもちこみます。松村潔氏がサビアン占星術に興味を持ち更に独自の見解で洗練されたものに発展させています。この両氏が日本においてのパイオアニアです。私は2008年4月~2009年3月まで東京吉祥寺のカイロンで松村潔氏から直接学びました。なので、松村氏の流れをくんでいます。
【サビアン占星術とは】
西洋占星術では12星座でひとつの星座は30度×12サイン=360度です。サビアンシンボルは360度の1度、1度に詩文があります。このシンボルを日本語に訳すると象徴。アカシックレコード(宇宙の図書館)を表わしているともいわれています。一見意味不明の詩文ですが、よくかみくだいて読むとその奥の深さが分かってきます。といっても私はまだまだ分からない、分かった気がするだけのシンボルもあるかもしれません。それぞれの人が自分なりに深め研究していくことでその有用性が発揮されると思っています。